『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.116『希望の持てる一年に』 

厳しい寒さが続いた1、2月が終り、3月に入ってからは、陽気も一気に春らしくなり、桜も例年より早めの観桜が楽しめました。

八王子商工会議所も皆様のご協力により、平成29年度事業を滞りなく終えることが出来ました。特に昨年度は、八王子市市制施行100年という節目の年でありましたので、行事や会議も多く、何かと忙しい一年でした。

この市制100年の実行委員会も3月20日の解散総会をもって、全事業が滞りなく終了いたしました。あらためて、皆様のご協力に感謝申し上げます。

さて、年度末となる3月には、それぞれの組織で新年度に向けての準備や総会が開かれました。八王子商工会議所におきましても、3月29日「通常議員総会」を開催し、平成30年度の事業計画案、収支予算案を承認いただきました。

また、全国の商工会議所をまとめている日本商工会議所においても、3月15日に「会員総会」が開催され、地方創生、働き方改革、生産性革命、人材育成等、平成30年度の主たる事業内容が決定されました。

その総会には、安倍総理大臣、世耕経済産業大臣も出席され、日本経済における中小・小規模事業者の重要性を強調され、これを全力で支援していくこと、その為の事業承継税制の抜本改正や、諸施策について話されました。

また、私が委員長をしております、日商まちづくり農林水産資源活用専門委員会も、社会資本整備専門委員会との合同委員会を3月7日に開催し、2委員会あわせて、約40名の出席委員全員からそれぞれの地域として意見を述べていただきました。これらの意見を集約して、平成30年度の委員会活動の指針とすると同時に、地方創生に直結した活動を担当する両委員会ですので、来年度の更なる充実と進展を互いに確認をいたしました。

そして、日商地域活性化委員会の共同委員長という、二つの委員会をまとめる立場にある私としても、身の引き締まる思いでありました。

八王子におきましては、3月末に朗報が届きました。

昨年4月に、八王子市の中心市街地活性化基本計画に幅広い意見を反映するため、八王子商工会議所が中心となり、地域の関係者のご参画をいただき、「八王子市中心市街地活性化協議会」を設立いたしました。

私が会長職を仰せつかり、これまで6回にわたる協議を重ね、協議会としての意見要望を集約し、1月に八王子市へ意見書を提出しました。

市は内閣府に認定申請を提出し、この度内閣府の認定をいただける運びとなり、国の集中的支援を受けられることとなりました。

基本計画策定を下支えしてきました私としては、国の認定をいただいたことの喜びと、計画実現に向けての責任の重さを考え、感慨もひとしおです。詳細は、あらためて報告をさせていただきたいと思います。

3月には、国立東京工業高等専門学校と日本工学院八王子専門学校の卒業式に出席をし、厳しい時代を背負う卒業生の皆さんにエールを送りました。

また、サイバーシルクロード八王子が主催する「はちおうじ未来塾」の第11期の卒塾式が3月17日に行われ、9名の事業承継をする皆さんに対しても、厳しい時代でありますが、チャンスは沢山あり、新たな分野に思い切って挑戦をという、これまたエールを送りました。

この未来塾は今期11期の卒塾生を加え、既に110名を超えるOBの皆さんがいます。H.F.A.という組織を創って、各種活動をしていただいており、次代の八王子の産業界を担う方々として大変心強く思っております。

ちなみに、この未来塾は実質10か月間にわたって講義、研修が行われ、なかでは宿泊研修もあり、最終回はこの塾で学んだことを自身の事業にどう活かすかというまとめと決意を皆さんの前で15分間発表します。それで卒業が出来るというカリキュラムとなっています。

仕事の合間を割いての研修は大変厳しいものであり、卒塾式の発表では、やり遂げたという感動で毎年涙、涙の場面があり、出席者も思わす貰い泣きをしてしまう程です。それだけに、卒塾した皆さんは一回りも二回りも成長し、送り出した経営者もその変化にびっくりされています。

あらためて考えますのは、人間は何歳になっても学ぶ大切さを感じることができる貴重な場を与えられているということです。そして、3月とは新しいものへの挑戦の準備と調整の時と考えられ、年に一度はこのように気持ちをリセットすることも大切なことではないでしょうか。

いずれにいたしましても、私共中小・小規模事業者にとって、平成30年度が将来に希望の持てる一年になって欲しいと願っております。

 

 


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『田辺会頭からのメッセージ』バックナンバー

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