『思いつくままに』
『思いつくままに』
 
Vol.47 学生よ 街へ出よう
 
学園都市八王子では、今年も学生フェスティバルや学生天国が賑やかに開催された。
 
17回の歴史を重ねる学生フェスティバルは、野球やボーリングなどのスポーツ分野から、落語、音楽、写真、書道、お茶会等々八つの分野に分かれて実施されている。多くの学校から多数の学生さんの参加を得て、今や八王子の年中行事の一つになっている。
 
今年3回目を迎えた学生天国では、会場となった放射線ユーロードが若者たちの熱気で溢れかえっていた。私もオープニングをはじめ学生さんとのやり取りを大いに楽しませてもらった。
 
近年、大学生を中心にインターンシップ事業が活発になってきた。キャリア教育の一環として、学生が一定期間企業の現場に出向き、職場体験を積むものだ。小中高生それぞれの年代でも実施されているが、実社会に触れ、社会の仕組みを見聞することは、大変に有意義なことである。
 
この事業の要は学生を受け入れる企業が多数存在することである。多忙な日常業務の中で、企業が学生を受け入れるには、それなりの人手と負担を伴うものだ。今後インターンシップ事業が発展するには、企業側の理解に加え、その条件づくりが大切になってくるのではないか。
 
そうした意味で今後を見通すと、インターンシップ=職場体験には限界があると感じている。発展的な解決方法として提言したいのは、体験のフィールドを企業から地域にまで広げることだ。
 
八王子には夏の八王子祭りや秋のいちょう祭りをはじめ様々なイベントが展開されている。こうした催し物の中で、地域の人々と一緒に汗を流したら、学校の中では得られない貴重な体験になるはずだ。
 
小学校や中学校の教育現場に出向き、クラブ活動の手伝いや遊び相手になることも得がたい体験であろう。さらに地域や商店街などには無限の体験コーナーが眠っている。
 
卒業後はぞれぞれの地域に帰り、あるいは新天地で根を張り、子育てをし、コミュ二ティの一員となってゆく。そのプレ体験が学生時代の地域活動でできるなら、人生への大きな種蒔きといえるのではないだろうか。
 
私は学生と市民の協働事業として、八王子学生委員会の主体により、先月13日に本町にオープンした「フェアトレード・カフェMARCHE」の今後に大きな期待を寄せている。
 
5月13日実施の学生天国より
 
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