『思いつくままに』
『思いつくままに』
 
Vol.45 観光元年の年に
 
観光事業が国づくり、地域づくりの主役に躍り出ようとしている。今年1月に「観光立国推進基本法」が施行された。法律の名称に“立国”という言葉が使われるのは初めてとのこと。観光をベースに国づくり、地域の活性化を図ろうとする国の期待の大きさが伝わってくる法律名である。
 
今年創立50周年を迎えた(財)八王子観光協会が主催した「八王子の魅力再発見フォーラム」が春分の日に開催された。パネリストの方々から「八王子市は高尾山を中心に、大自然に恵まれている。魅力ある観光資源もたくさんある。しかし、その恵まれた八王子の宝が生かしきれていない」という指摘をされた。
 
もう一つの指摘は「八王子には特産品がない」ということであった。確かに八王子を代表する“土産品や名物”はと聞かれてもすぐに思い当たるものがない。八王子の代名詞になるような“八王子名物”を、皆が知恵を出し合って、一日も早く生み出したいものである。
 
私は八王子の観光事業にとって不可欠なもう一つの要素は、人材と組織の問題だと思っている。八王子には観光カリスマ的な、八王子の観光に命をかけるような情熱的なリーダーがいない。組織面では、八王子の観光事業を一手に担えるような組織・体制が不十分である。
 
現在、本市の観光事業を担う組織は、(財)八王子観光協会と行政組織の産業振興部観光課である。観光事業には官民の差はないはずである。とすれば二つの組織は一本化されるべきであろう。そうすれば、組織力・財政基盤・事業の集中化などが計られ、より効果的な取り組みが期待できる。
 
4月1日に道の駅「八王子滝山」がオープンした。今年から4月29日は「昭和の日」となる。6月には圏央道が中央道と結節し、さらに圏央道の西インターも開通する。平成19年は八王子の観光元年ともいえるような、様々な動きが見られる。正に好機到来である。
 
 
問題点を指摘するだけでなく、経済界も一肌も二肌も脱ぐ覚悟である。 千客万来の観光八王子の実現を目指して、連携・協調の一年でありたいと願っている。
 
▲PageTop

お問合せ: 八王子商工会議所
〒192-0062 八王子市大横町11-1  Tel(042)623-6311
当サイト内のあらゆる文章、画像などを作成者の許可なく転載・使用等を行うことを固く禁止します。