『思いつくままに』
Vol.40 ふたつの“こころ”を持とう
 
 
多摩地域の観光・集客・交流に関するシンポジウムにて
 
10月は、大変興味深いことに立川市と函館市を舞台に観光産業に取り組むシンポジウムが開催された。
 
ひとつは、度々このコラムでも取り上げている多摩観光協議会が発足以来、初めて主催した『多摩地域の観光・集客・交流に関するシンポジウム』。もうひとつは、日本商工会議所が主催した『観光振興大会2006inはこだて』である。
 
双方のシンポジウムの共通しているキーワードは、“こころ”である。この“こころ”は、“観光するこころ”と“おもてなしのこころ”をもって観光産業に取り組もうという姿勢なのである。この考え方に私も同感である。
 
私は機会があるたびに、観光産業の話題にふれているが、多摩に視点をあてて周りを見渡すと、念願であった圏央道と中央道の接続も来年初夏には見通しがつく。それと横田基地の軍民供用化が実現すれば、万全たる交通の要衝となり、関東屈指の一大観光ゾーンになりえる。
 
その中心を担うのは、やはり八王子であろう。天下の高尾山をはじめ自然が生み出す四季折々の風景、八王子まつり、多摩御陵、伝統芸能や文化、名所・旧跡、甲州街道を彩る767本のいちょう並木という観光資源から、伝統ある織物産業、最先端技術を備える製造業、創業百年を超える老舗、22の大学など、アピールする宝が豊富なのである。
 
石原都知事が東京オリンピックの誘致にご尽力されているが、私は、昨年、経済専門誌で『石原五輪招致、成功の鍵は多摩大改造』という記事を目にした。そのなかで、東京都の青山前副知事は−オリンピックのメイン会場は、多摩を軸にした東京圏オリンピックという発想で考えたほうがいい。軸になるのは、八王子が理想的だ。八王子の魅力は、緑が豊かで面積が広い。圏央道の工事も急ピッチで進んでおり、近くには横田基地がある。横田にはJRの引き込み線も入っていて、羽田空港代わりに使用すればいい−という。
 
近い将来、八王子には諸外国の方々が大勢訪れるであろう。このためにも八王子の“観光するこころ”を国内外に発信し続け、“おもてなしのこころ”でお迎えしたい。
 
▲PageTop

お問合せ: 八王子商工会議所
〒192-0062 八王子市大横町11-1  Tel(042)623-6311
当サイト内のあらゆる文章、画像などを作成者の許可なく転載・使用等を行うことを固く禁止します。