『思いつくままに』
Vol.36 多摩発の翼を
6月19日、大宮市で関東商工会議所連合会の第49回総会が開かれた。関東地域1都8県102商工会議所の会頭・専務理事が出席した定時総会だ。この会には日本商工会議所の山口会頭も参加し、意見交換会が開かれるのが恒例になっている。今年は各地域を代表し水戸、前橋、掛川そして八王子の商工会議所の会頭から意見の開陳があった。
私は多摩地域の7つの商工会議所を代表して(写真)、商工会議所の事業運営の問題点や多摩地域の広域的な課題としての「多摩広域観光」と「横田基地軍民共用化の促進」などについて発言した。
多摩の観光については、多摩観光協議会が昨年実施した「多摩の観光資源、広域観光の在り方」の調査結果にもとづいて、18年度は具体的な事業化に取り組む計画を説明した。
横田基地の軍民共用化については、多摩地域の商工会議所・商工会が中心となり構成している「横田基地軍民共用化推進協議会」の活動と共用化のもたらす経済効果について主張を展開した。
各会頭から提言された課題について、日本商工会議所の山口会頭からそれぞれに見解やコメントが述べられた。
多摩の観光問題に対しては「世界からどうやって観光客を呼ぶのか。さらに各地域の持つ魅力をどう発信するのか。観光事業ほど手っ取り早いまちづくり、経済効果の大きいものはない。江戸開府四百年事業も大変な賑わいがあった。日本商工会議所としても重点事業の一つとして位置づけ、国に対して“観光振興政策に関する要望”を提出している。多摩地域の取り組みにも大いに期待したい」旨のコメントがあった。
さらに、横田基地の軍民共用化の促進については「この問題は石原都知事が熱心に取り組んでいる。多摩地域に限らず、関東という大きな視点からも、産業や観光の面で効果が期待できる。首都圏の航空アクセスの悪さの解消も急務であり、実現に向けて会議所のリードは大切と思う」とのコメントがあった。
商工会議所の事業目的は、地域内の経済振興を図ることであるが、観光事業や産業活動は地域に限定された視野の狭いものでなく、多摩、首都圏そして全国、世界に広がる可能性を追求する姿勢も大切なことである。
多摩発の翼が大空に舞う日を夢見て、英知を結集しようではないか。
 
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