『思いつくままに』
Vol.31 “夢街道駅伝”の夢
正月の二日・三日は箱根大学駅伝のテレビ中継に釘付けという駅伝ファンも結構多いと聞く。かく言う私もお年始の挨拶以外はテレビ観戦を楽しんでいる。八王子の地元大学の選手が映ると、応援に力が入るのは人情というものであろう。
そんな各地域の駅伝大会が一段落した2月末、八王子の甲州街道を舞台に「全関東八王子夢街道駅伝競走大会」が開催される。今年は2月26日の午前10時に八王子駅北口正面をスタートする。
今年で第56回を数えるこの大会は、半世紀を越える歴史の中で、八王子名物の年中行事の一つとして定着し、多くの市民からも支持されている。しかし、この駅伝大会は何度もコースが変更され今日に至っている。
大会がスタートした当初は、旧市役所(本町)前から、甲州街道を大垂水峠で折り返し市役所に戻るもので、全長30kmを超える本格的な規模の駅伝大会として、八王子を代表する冬のスポーツイベントであった。
その後、様々な理由により、中心市街地を離れたコースで行われてきたが、第52大会から現在の八王子駅前〜甲州街道、横山・淺川地区を回り、南多摩高校をゴールとするコースへと変遷を重ねてきた。
現在の大会名称に「夢」の一字を冠にしているのは、商工会議所が中心で取り組んだ「甲州夢街道2001」事業に由来している。4百年前、江戸を中心に五街道が制定された歴史に因み、甲州街道の新宿から下諏訪までを舞台に一大イベントが展開された。
甲州夢街道駅伝
その時の関係者の熱い思いは、“甲州街道で再び駅伝を”というもので、多くの関係者の努力とご理解で、再び甲州街道の一部を舞台とする夢街道駅伝大会が甦ったのである。
そこで、私はもう一つの夢を見たいのである。それは八王子駅伝大会をそのルーツに戻すことである。つまり、甲州街道を一本の舞台として、中心市街地と大垂水峠間の往復駅伝を復活させたいのである。
今、東京都は国体やオリンピック東京大会の再来を視野に、スポーツによる地域おこし、街づくりに取り組もうとしている。一方、八王子に縁の深い“昭和の日”も話題に上がっている。八王子のメイン通りは何といっても御陵といちょう並木の甲州街道である。
多くの関係者のご尽力を頂くことになる一大イベントだが、是非関東を代表する駅伝大会として“甲州街道駅伝大会”の夢を実現したいのである。
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