『思いつくままに』
Vol.24 市制九十周年と山車
私の好きな祭りの季節が巡ってきた。山車が市内を練り歩き、お囃子のリズムが心を浮き立たせてくれる。ポスターも街のあちこちで目につくようになった。JR八王子駅のご理解もあって、中央線の各主要駅でもポスターを掲出して頂けるという。心強い限りである。
昨年の八王子まつりには44万人の人出があったという。今年も祭りの熱気と興奮を求めて、さらに多くの人々が参加するに違いない。八王子の祭りにはそれだけの魅力と奥深い味わいが備わっていると思う。
八王子まつり
八王子市は来年市制90周年を迎えるという。大きな発展のうねりの中にある八王子市を象徴する様々な記念イベントが展開されるに違いない。私はその一つとして、今、八王子山車連合会の皆さんが、来年の10月1日の市制記念日に向けて、企画案を練っている18基の山車による市内一斉巡行が記念行事として相応しいと考える。八王子の伝統ある山車18基が一箇所に集結し、市内のメイン通りを巡行する姿は、八王子ならではの圧巻の記念行事となること請け合いである。
近年、地域の資源を生かして、観光の振興が語られ、多くの地域が具体的に取り組んでいる。八王子市でも高尾山を中心とした自然に親しむ癒し型の観光や梅や桜の名所の花見会、市内巡りのミニバスツアーの実施など、様々な観光施策への取り組みがなされている。
一方、多摩地域を一つの観光エリアとして捉える“多摩丸ごと観光”への取り組みも始まっている。多摩地域の7つの会議所と23の商工会が共同して「多摩観光振興会議」を一昨年に立ち上げている。この経済団体で構成する協議会で、多摩の持つ観光や歴史・文化、町のたたずまいなどの地域資源について調査を行い、それぞれの地域が何を売り物にできるのかについて把握し、地域振興に役立てたいと考えている。
こうした地域資源の面からは、長い伝統に支えられた八王子の山車は最高の素材の一つであろう。平成15年秋、八王子まつりでの山車の曳き回しと居囃子の公演が「地域伝統芸能大賞」に輝いたことを改めて思い出している。
八王子まつりの主役である山車の持つ魅力を、市制施行90周年を祝う記念行事の主役にすえ、賑々しくお祝いできることは、八王子の歴史の奥深さを如実に物語っている。
大きな発展が期待できる八王子の未来、それを支える伝統と郷土への想い。八王子ならではの市制施行90周年の祝賀に私は大賛成である。
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