『思いつくままに』
Vol.14 “いちょう塾”の開学
先月31日、八王子学園都市大学“いちょう塾”の開学式典がいちょうホールで開催された。八王子市と隣接地域にある22の大学・短大・高専など講座を提供される学校関係者をはじめ、いちょう塾に参加される多くの市民の方々が参加されていた。私は協力団体の来賓として舞台上で紹介されながら、感慨深い思いにとらわれていた。
それは、もう25年も前に遡る。八王子市が学園都市づくりを目指して取り組み始めた頃である。市民組織として、八王子大学連絡協議会・学園都市友の会が組織され、私はその初代会長に推された。当時の学校数は16校と記憶しているが、いささかなりとも今日につながる学園都市づくりに関わりが持てたこと。そして25年後の今、22もの学校の協力を得て市民大学が開学できたことに一入の感激を覚えていたのであった。
この日、開学の記念トークショーとして、斉藤耕一監督と村松真貴子さん(前NHKアナウンサー)の対談があった。八王子生まれの八王子育ちのお二人のトークは、長い八王子の歴史をひもとき、優れた自然のたたずまい、人情の機微に触れ、懐かしく楽しい話題に溢れていた。
いちょう
斉藤監督からは、街づくりへの期待の中で商業活動について触れ「商店街の経営者は楽しく商売をしていますか。売る側が楽しまなくて、どうして買い手が楽しめるお店になりますか。楽しい商売を通して、心のふくらむ和やかなまちになって欲しい」と商売の在り方についての示唆をいただいた。
また、村松さんからは「“今日は”のあいさつを大切にしたい。心の笑い、自然の笑顔で“今日もよろしく”という気持ちを伝え合いたい。人と人の温かいつながりのあるまちにしてゆきたい」と語ってくれた。
このトークショーの合間に、八王子市の依頼で、昭和54年に斉藤監督が製作した「わが街の詩」が上映された。当時の八王子市はすでに人口は36万人。後藤市長をはじめ市議会・市民・学生等々振興の気に燃えた人々の活躍する姿が紹介されていた。
私はこの記録映画を見終わって、変貌著しい25年後の今の八王子を映像で記録しておく必要性を強く感じた。是非、“わが街の詩”パートIIを監督斉藤氏、ナレーション村松アナで実現して欲しいものだ。
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