『思いつくままに』
Vol.4 多摩経済サミット
 10月23日、「多摩経済サミット2003」が立川市において開催された。多摩地域の7会議所の会頭、22の商工会の会長が一同に会し、地域の経済問題、街づくりを語り合うサミットである。
経済サミット
今年で5回目を数えるサミットは、五年前、私が7会議所の幹事会頭であったとき、連合会の呼びかけに応じる形で開催に踏み切ったものであり、多摩地域の経済の活性化を通して地域の振興に取り組む経済団体が、共通する課題で意見交換することは大切なことである。
今年のサミットのテーマは、1.東京都の新銀行の創設、2.横田基地の軍民共用についてであった。
私は冒頭に発言を求め、東京都の新銀行構想に賛意を表し、中小零細企業に役立つ運営を強く要望した。この東京都の新銀行構想が発表されて以来、既存の金融機関からも、中小企業向けの新たな融資や支援策が打ち出されている。都の施策が他の金融施策の呼び水になったとすれば、これは素晴らしいことである。(この新銀行構想については、9月の「新銀行は救世主に」で私見を述べた)。
第二の「横田基地の軍民共用」についても、賛成の意見を述べた。多摩地域の将来や首都圏全体の人の流れ、物の流れなどを考えるとき、横田基地の存在はかけがいのないものである。経済サミット2しかし、空港周辺の騒音や環境問題などに、十分過ぎる程の対応策を実施した上での民間使用であることは当然のことである。関係者の知恵と寛容に期待し、共用が可能となる日を待ちたい。
最後は「多摩まるごと観光」を提案した。これは八王子市の観光振興プランを拡大したものだが、多摩地域の持つ優れた観光資源、自然環境を生かした、多摩を一つの大きな観光エリアとして捉えた考えかたである。
日帰り中心の現在の観光から、滞在型のやすらぎを売り物にする観光事業の実現である。そのために、多摩全域の観光の在り方を考えるための“連絡協議会”の設置も提案した。「緑では食えない」現状から、「水と緑と歴史」で食えるような多摩の観光事業を立ち上げたいものである。
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