『思いつくままに』
Vol.1 上げ潮の気配
街づくりには潮目がある。最近、八王子の街に、大きなうねりを伴った上げ潮が寄せてくる気配が感じられる。3年半前、黒須市長は“元気な八王子をつくろう”を旗印に、八王子市政に新風を吹き込んだ。この“元気旋風” の成果が八王子のあちらこちらで目に付くようになってきた。
八王子祭り八王子祭りの再生もその一つである。昨年から、山車・神輿を中心に伝統・古典の祭りに再構築したところ、早くもその成果が発揮された。8月2日、3日の2日間、駅もユーロードも甲州街道も、祭りを楽しむ大群衆で埋めつくされていた。私は今までこんな人出を見たことがない。大成功であった。
さらに、施設的なものとしては、情報特区構想事業の推進拠点となるブルームセンターをはじめ、市民と行政の交流連携の中心となる拠点施設が、それぞれに京王駅の近くで活動を始めている。
甲州街道に目を転じると、横山町に“夢・五房”がオープンしたのが4月末のことである。
これを追うように八日町の再開発事業が完了し、公設の地下駐車場“八日町夢街道パーキング”を伴ったビュータワー八王子もすでに入居が始まっている。そして、この1階部分には商業施設が入り、2階には“八王子夢美術館”も開設される。
最近のこうした事業や施設の特色は「民と官」の心意気がピッタリと一致していることだ。
行政の街づくりに対する明確な方向性を示す姿勢が、企業や市民の共感を呼び前向きな協働を生み出す大きな要素になっているのだ。
ところで、街づくりの決め手はやはり人である。今、私の手元に一枚のリーフレットがある。
「八王子一番・八王子歳時記」というタイトルで、この8月の発行された第1号である。発行元は八王子ターミナルビルとなっている。
A4版両面刷りの一枚ものだが、八王子のデータがビッシリと詰まっている。よくまあこれだけの情報を要領よく編集したもので、手馴れた仕上がりには感心させられた。
実はこの仕掛け人は、先月着任された八王子ターミナルビルの長濱正孝社長その人である。
甲府駅のターミナルビルが前任地で、やる気満々の商売人である。因みに氏は「商売心得帳」なる本も書かれており、これも一読に値する好著である。
甲府での経験を生かされ、是非、元気八王子の現実に力を貸して欲しい。
“上げ潮”は、時として人物をも運んで来てくれるものなのだ。
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